View Japan-景趣-4 ”風の道草”

アクセスカウンタ

zoom RSS 小沢一郎が「起訴相当」となった理由・その二

<<   作成日時 : 2010/06/01 18:27   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

** No- 2

※- 小沢一郎が「起訴相当」となった理由

週刊朝日・山口一臣編集長 投稿日 2010年05月07日 
非常に分かり易い分析と解説になっています お勧めです!!

**

厚労省元局長・村木厚子郵政不正事件」の裁判をウォッチしていると、そんな気にならざるを得ない。

検察は平気で証言を捏造する。

それが村木裁判で明らかになった。

水谷会長の雑談を無理やりストーリーにハメ込み証言に仕立ててしまったのではないか。

といってもこれはあくまで推測だ。

水谷会長がなぜ、そんなことを言ったのかは謎である。

だが、いまのところ「ダム工事の見返りに5000万円の献金をした」という事実はいっさい証明されていない。

ハッキリ言えば、デッチあげだ。

検察はそこまで追い詰められていたということだろう。

なぜ、こんなデタラメ捜査が繰り返されるのか。

西松建設事件、陸山会事件、そして郵政不正事件の取材を通じて痛感したのが、特捜検事の出世と保身、プライド、それから退官後の経済的利益追求に対する飽くなき欲望の強さである。

それがある種の焦りとなって、見込み捜査を邁進させる原動力になっている。そして、それを助長しているのが、思い込みの強さと勉強不足の甚だしさだ。

小沢一郎という政治家について枕詞のように言われているのが、「田中角栄、金丸信という2大金権政治家の愛弟子で……」というストーリーだ。

週刊誌がこうした枕詞を使うのはいい。

しかし、検事がこれを鵜呑みにして小沢に対する先入観を抱いているとしたら、それはバカだ。

しかし一連の捜査を見ると、そうとしか思えない。

郵政不正事件では、石井一という政治家に対するある種の先入観があったのだろう。

でなければ、あんなデタラメな捜査がまかり通るはずがない。

検事はあらゆる先入観を排除して、目の前にある事象に対して法と証拠に基づき対応しなければならないはずだ。

次に勉強不足だ。

郵政不正事件の裁判で村木被告はこう断言した。

役所を知らない人がつくった事件だと思います。検事のつくったストーリーは役所の事務とかけ離れている。霞が関にいる人間が聞いたらわかります」。

役人の仕事運びのイロハについてほとんど勉強しないまま、自分たちにとって都合のいいように話をつくりあげたというわけだ。

陸山会事件も同じである。

いまどき、どこのゼネコンが工事欲しさに政治家の現役秘書に対してホテルのロビーで現金を渡すなどということをやるだろうか。

もし、検察が頭の中で考えているような不正が行われていたとしたら、そんな単純なやり方はしない。

元政治家や元議員秘書などにちょっと取材すればわかるはずだ。

政治をめぐる現金授受の現場がナマナマしく描かれた『票田のトラクター』の原作者にでも聞いてみればいい。

しかし、そうした基本的な学習をまったく怠っていたのだろう。

でなければ、水谷建設会長の証言を鵜呑みにして飛びつくはずがないのである。

また、陸山会の会計処理が異様に複雑であるという指摘もあった。

なかでも「定期貯金があるのに、それを担保に金利を払ってまで融資を受けるのはおかし」ということが新聞にも堂々と書いてあった。

これなどは、事業における資金繰りをまるで知らない人の発想だ。

ごくごくふつうに社会人をやっていれば、こうした資金繰りがあることはいわば常識なのである。

しかし、学生時代から司法試験に合格することだけを目標に生き、合格後は司法修習、検事任官という社会と隔絶された人生を送ってきた人たちには、およそ理解できないことかもしれない。

いずれにしても、勉強不足だ。

さらにいえば、法曹資格者でありながら法に対する知識すら著しく欠如している。そもそも政治資金規正法の立法趣旨は何だったのか。

それを理解していれば、西松建設事件の大久保秘書逮捕も陸山会事件での石川議員逮捕もなかったはずだ。

石川議員の起訴事実には、冒頭の「時期のずれ」のほかに、小沢から渡された現金4億円と陸山会の定期預金を担保に銀行から借りた4億円の計8億円を収支報告書に記載していなかったということも含まれている。

これについてはすでにネット上でもさまざまな指摘がされている。

まず小沢からの4億円については、会計の専門家の誰に聞いても「記載する必要がない」という。

政治団体の会計帳簿は単式簿記会計が採用されていて、この単式簿記会計の記載範囲には明確な定めがないというのだ。

しかも、小沢が一時的に用立てた4億円は、最終形態が定まっていない資金移動ということで、会計上は仮払金、仮受金として処理されるもので、これも収支報告書への記載の義務はないという。

もうひとつの定期預金を担保にした借入金については週刊朝日2010年3月5日号でジャーナリストの松田光世氏が喝破しているが、法律上、収支報告書に記載すべき「収入」(政治資金規正法第4条)ではないという。

法律で書かなくていいことを書かなかったからといって罪に問われるのは、罪刑法定主義をとる日本ではあってはならないことなのだ。

要は、罪にならない行為を「罪」だと言い張り、大疑獄事件、大金脈事件に仕立て上げようとしていたわけだ。

結局、一連の事件は特捜検事が公益よりも私欲を優先させたがために陥った失敗捜査だったと言わざるを得ない。

そんなことに世間が付き合う必要はまったくない


*-* 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
小沢一郎が「起訴相当」となった理由・その二 View Japan-景趣-4 ”風の道草”/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる